半月板損傷

膝関節の安定性を高め、関節の動きを滑らかにして、膝にかかる衝撃を吸収するクッションの役割を果たすのが半月板です。

膝関節に体重がかかった状態で、膝を制限以上に大きくひねることで、半月板が損傷します。
損傷の形態から縦断裂(長いものはバケツ柄状断裂)、横断裂、水平断裂、
それらが組み合わさった変性断裂などに分けられます。

症状としては、膝関節の痛み、腫れ、膝のひっかりなどによるクリック音などが起こり、
膝がロッキングし、膝関節の可動域制限を起こすこともあります。
半月板損傷は、レントゲンではなかなか分かり難く、MRIおよび内視鏡検査が有効的です。

内視鏡検査の場合は、そのまま半月板切除術や半月板縫合術に移行する事が多くあります。
半月板を切除すると、将来、変形性膝関節症になる可能性もあるので、なるべくなら縫合すべきですが、
整形できないぐらいバサバサになっていることもあり、必ずしも縫合できるとは限りません。
また、縫合したとしても必ずくっつくとは限りません。

術後はギブス固定しますが、ギブスを取った後は筋力がかなり落ちるので、再度の損傷や前十字靭帯、
後十字靭帯、内側側副靭帯損傷を防ぐために、リハビリに力を入れなければなりません。

手術をすれば、痛みや可動域制限が残存する可能性は低いですが、
保存療法の場合は、痛みが残存する可能性があり、
何より悪化して変形性膝関節症になる可能性を残します。

痛みが残存すれば後遺障害14級9号が、
手術を伴ったものに関しては後遺障害12級13号が認定される可能性があります。

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